水分補給

浸透圧と吸収率

水分補給と非常に深い関係がある浸透圧について、まず、説明しておきます。

浸透圧とは、半透膜をとおして濃度の低い溶液から濃度の高い溶液に溶媒が移動するように働く圧力のことです。
一般的には、溶液が持っている溶媒を引き込む力と捉えられます。

水分は、浸透圧の低いほうから高いほうへと移っていくのです。

飲んだ水分は、大腸の壁を通してカラダに吸収されます。このとき、腸壁が浸透膜に相当し、体液よりも飲んだ物の 浸透圧が低いと水分の吸収が良いということになります。
浸透圧が低いことをハイポトニックといいます。 これに対して浸透圧が高いことをハイパーとニックといいます。 最も浸透圧が低い(超ハイポトニックな)飲みのもは、真水です。

ミネラルと汗

体内には約30種類のミネラルが存在し、カラダの中で様々な働きをしています。 このミネラルは微量ですが、各成分の比率や濃度がある程度一定であることが、カラダにとって重要なのです。

汗が塩っぱいのは、ナトリウム,カリウムなどのミネラルが含まれているからです。

汗をかくのは、外気温や運動などにより上昇した体温を下げるためです。かいた汗の水分が蒸発するとき、 カラダから気化熱を奪うので体温が下がるのです。
このとき、カラダの中のミネラル濃度が低くなってしまわないよう、ミネラルも水分と一緒に汗としてカラダの外に出されます。

水分補給

運動をして汗をかいたら、脱水症状(熱中症)にかからないように水分を摂りましょう。
しかし! ここで注意が必要です。

水やお茶を飲んでしまうと、それらの浸透圧は低いので、素早くカラダに吸収されます。
これで、脱水症状回避と思ったら大間違いなのです。水やお茶にはミネラルが含まれていません。 従って、カラダの中のミネラル濃度が薄くなってしまいます。 カラダは、ミネラル濃度をある範囲に保とうと、水分をどんどん汗として、カラダの外に出してしまうのです。

水分補給には、適度な量のミネラルを含んだ水分でないといけないのです。

また、効率良く運動を続けるという意味においては、ミネラルだけでなく、BCAAやクエン酸が含まれた飲料水を飲むことが良いでしょう。

スポーツドリンクは、甘くて苦手だという方は、水を飲む以外に、サプリメントとして、ミネラルやBCAA、クエン酸を摂ることをお勧めします。

BCAAやクエン酸の必要性や働きについては、特集 「サブスリーへの道」をご覧ください。

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